部下から上司への評価は人権なき減点主義の世界?

「あの人は信頼できない」
「あの人にはついていけない」
「あの人は理解できない」
「あなたを上司として認めていない」
「くちだけで仕事ができない」
「あの人、生理的にダメ」
「きらい」
「あの人と一緒の部屋にいたくない」

みなさんは、部下からこんなコメントをされたことはありますか?

私は若い頃、直接の上司ではありませんが「あの人は生理的にダメ」と言った事があります。

また、私が上司という立場になって、部下から「信頼できない」と言われたことがあります。

部下から「信頼できない」と言われた事は、自分が部下に信頼してもらえない言動をしていた「自分が悪い」だけではありますが、やはり人格否定のような発言を受けた当時はショックでした。

今では、部下からの進言は真摯に受け止め、改善の努力をするのみ。心臓に毛が生えた?こともあり、精神的なダメージはあまり受けなくなりました。

冒頭のセリフは部下から上司へのコメントですが、反対に上司が部下にこのような評価、コメントをしたらいかがでしょうか?

「あの人は信頼できない」
「あの人にはついていけない」
「あの人は理解できない」
「あなたは部下として認めていない」
「くちだけで仕事ができない」
「あの人、生理的にダメ」
「きらい」
「あの人と一緒の部屋にいたくない」

たちまち、パワハラ、モラハラで人権問題となり、上司として失格です。

上司たるもの、部下と信頼関係を築く努力をし、ついてきてもらえるようにリーダーシップを発揮、常に相互理解を深め、部下がくちだけではなく仕事がちゃんとできるように育せをし、生理的にダメ!などと言われないように身綺麗にし、言動にも注意をしておかねばなりません。

「人も組織も完璧なものはない」というのが持論なのですが、冒頭のような発言をきくと、上司というものは、完璧を求められるのが常だと感じますし、同時に上司に人権はないな(笑)と思います。

人生の大半占め、人格もつくる大事な要素である仕事、部下からするとその仕事の上司に完璧を求めるのは当たり前ではあります。

部下からの評価は、人権なき減点主義の厳しい世界だなぁとは思いますが、上司とは部下の未来を担う重要なキーパーソンです。

世の「上司」のみなさん、厳しい世界ですが頑張っていきましょう~

今週もお疲れ様でした!

では

※タイトルのバナナをもったおじさん画像は「厳しい」検索したら出てきたフリー画像です。面白かったので使ってみました。


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利えきが重なるブログ。

グローバルパワー 取締役|外国人転職エージェント|育児や健康系中心に考えた事や気づいた事を書いています。姓が「利重」につき『利えきが重なるブログ』となっております。笑いと共感、知ってよかったが提供できるブログを心掛けております。ご笑納ください。