ここ数年で、育児に積極的に参加する父親のことを「イクメン」と言うようになりましたね。
昨年第一子が誕生した、タレントのりゅうちぇる氏は、「僕自身まだ何がイクメンなのかよく分かってない。ぺこりんがママだからできるのは、おっぱいをあげることで、それ以外のオムツを替えることとかは全然僕でもできます」と言っているし、5児の父親タレント、つるの剛士氏は「イクメンになりたくて育児しているわけじゃない。父親として当たり前」などと言っているようで、父親として積極的な姿が感じられ頼もしい限りです。(5児の父が育児参加していなかったら奥様ブチ切れるわね。)
昭和の「父親は外で仕事、母親は家事と育児」という分業スタイルから、平成にはいり専業主婦世帯より共働き世帯が多くなり逆転、平成は「仕事・家事・育児の夫婦協業スタイル」になる過渡期であったと思います。
令和元年の現在、働く女性にとっては、まだまだ家事・育児負担が大きく、男性の育休取得率も約5%とおそろしく低い状況ですが、新時代・令和は夫婦共に積極的に家事・育児に関わり、楽しむのが当たり前の時代になってほしいものです。(「楽しむ」がポイント!)
働く女性たちの家事・育児負担が大きく、インターネット上ではそれらに関する不満がうずまいておりますが、私の周囲には家事・育児に積極的に参加するイクメンが比較的多いように感じます。
身近なところですと、4児の父である当社(グローバルパワー)の代表の竹内です。竹内は平日は仕事に没頭していますが、家族のお誕生日には早く帰宅していますし、入学式などの家族行事はきっちり参加しています。夜の会食が急にキャンセルになったらまっすぐ家にかえっているのを先日みかけましたし、土日祝の休日は家事・育児のすべて引き受けているそうで、レシピサイトのクックパッドは有料会員です。
そして、私には保育園にいく息子が二人おりますが、その保育園のパパたちも活躍しています。日々の送迎はもちろん、保護者会・運営委員会にも積極的に参加されています。また、「保育士体験」といって、希望をすれば親が1日だけ保育士の体験ができるという制度があるのですが、私の知る限り、長男のクラスでは、過去にママが2名参加、パパが3名参加という実績で、パパたちの意識の高さがうかがえます。
その一人が実は、我が夫でして、突然「保育園体験やってみようかなー」と言いはじめ、仕事の振替休日に保育士体験に申し込みをしていました。私なんて、「仕事の振替休日にまで子守りをしたくない」と思ってしまう方なので、えらく感心しました。
最近、さらに驚いたことがあります。
一般的に女性というのは共感しながらコミュニケーションをとる性質があると言われており、ママ同士というのは、ママという同一特性の中でお得意の共感力を発揮しながら、コミュニケーションを取り合い、仲良くなるのが得意な方ではあります。
しかし、長男のクラスでは、コミュニティーづくりが上手いであろうママたちよりも先に、パパたちのLINEグループができあがり、ママ会よりも先にパパ会が開催されてしまいました。また、ママたちが知らないところで、地元のお祭りに行く事が決まっていたりお友達の家にあそびにいくことが決まることもありました。
女性の専売特許的なコミュニティづくり&コミュニケーション力を発揮するような行為をママたちよりも、パパたちの方が先に実行されたことに、私は軽いショックを受けました。
義理の母にその事をお話したら、「私たちの世代には考えられなかったことね~」と時代の移り変わりを微笑ましく受け止めていました。
こうしたパパたちのコミュニケーション力を発揮しながら子育てに積極的に参加をする姿をみて、意識高いパパが増えている事を実感するとともに、人間って進化しているなぁーとしみじみと感じました。
そんな私は、意識高い系パパたちに負けないように、さっそくママ会のLINEグループをつくりママ会を開催することにしました。パパ会より盛大にやってやるぞ。
では!
★トップ画像は、山口県の須佐(すさ)というところの海です。遊覧船にのりながらホルンフェルスという断崖絶壁の地層をみることができます。
利えきが重なるブログ。
グローバルパワー 取締役|外国人転職エージェント|育児や健康系中心に考えた事や気づいた事を書いています。姓が「利重」につき『利えきが重なるブログ』となっております。笑いと共感、知ってよかったが提供できるブログを心掛けております。ご笑納ください。
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