最近あった&きいた出来事でモヤモヤがあったのでシェアさせてくだい。以下、東京23区内でのお話です。みなさんの地域は、こういうことありますか?
ーーー
①小学校1年生の姪っ子が、昼間に自宅の前でお友達と遊んでいたら「うるさい」と通報されたようで、警察官が自宅にやってきて「気を付けるように」と言われた。
②ボール遊びOKの公園で昼間に中学生がバレーボールをしていたら、近所の人が「ボールの跳ねる音がうるさいからやめろ」と怒鳴られた。
③子供たちが水遊びをしていたら、通行人に水しぶきが手の甲にチョッとあたってしまった。その通行人に「手が濡れた」と怒鳴られた。
④3人のお子さんがいるご家族、子供たちが自宅前であそんでいると「うるさい」とよく文句を言われるのに耐えかねて引っ越しをした。
⑤2人のお子さんがいるご家族、近所の人に「子供がうるさい」とよく文句を言われる。毎度「すみませんー」とあしらっているが「あんたらの年金は誰が払ってるんだ」と、いつか言い返してやりたい、とのこと。
⑥ある保育園は、小さな公園が併設されているが、保育園終わった後で子供が遊んでいたら「うるさい」と苦情が入ったそうで、保育園から「終わったら公園で遊ばずそのまますぐ帰るように」な通知が出た。
⑦待機児童が沢山いる世田谷区は、保育園を作る為に土地を確保したが、騒音被害を嫌がる住民の反対で工事着工に何年もかかり、結果、保育園はロの字型に。子供たちの園庭は建物で囲まれ、声が外に漏れにくい形で作られた。
⑧戸建てを購入したくて4LDK庭付きの明らかにファミリー向けの物件を見に行ったが、庭で子どもを遊ばせてはダメ、家の前で遊ばせてはダメというルールがあった。内見に2歳の娘を連れて行ったら嫌な顔された。
ーーー
これは、早朝や夜中に遊んでうるさくしていた話ではなく日中の話です。たしかに、私なんかも、在宅で仕事をしている時に、子供たちが「ギャー」「ギョエー」と盛り上がっていると、「うるさい」と思うことはありますがそれまでです。
東京の子供たちって、どこで遊べば良いのでしょう、、そして、親も肩身がせまいなぁ、、と感じます。
ライフネット生命創業者で、現APU学長の出口さんがある本でこんなことを仰っていました。
>住宅街に保育園を作ろうとしたら、住民から猛反対。理由は「うるさくて昼寝ができない」そこで区は、保育園を防音ガラスにして、子供を外で遊ばせない、という対策をとった。しかし、子供の声がうるさければ「自前で防音ガラスをつけろ、それでもうるさければ、転居してください」と区がいうべきだ。自分の昼寝と、子供の成長とどちらが大切か考えろ。人間はなんのために生きているのか。人間という動物は、次の世代のために生きている。
---
出口さん、最高🙌
様々な世代や立場の人にとって、最適な街づくり、政策って難しいと思います。誰かが快適な思いをしれば、誰かが不便になることも多いからです。
難しいテーマですが、少子化対策を本気でやるなら、一定数の不便、不快、クレームもおしのけて自治体も毅然とした態度で対応し、強いリーダーシップをもとに少子化対策・子育支援をすすめていかないと、課題はなかなか解決できませんよね。(なので、毎度、選挙は渾身の1票を入れます!)
子どもを通じて、日本社会の見方がかわり、新たな視点が生まれるというのはとても素晴らしい体験ですが、その分、課題が見えるようになり、複雑にからみあった問題がゆえに解決策もみえなくて、モンモンとしてしまいます。
しかし、いまはインターネットのおかげで小さな声も社会をうごかせるようになってきているので、自分ができることから1つずつ、声をしっかりあげていきたいと思っています。
では。
★最高な出口さんのオススメ著者★ 出口さん政治家になってくれないかしら・・・
利えきが重なるブログ。
グローバルパワー 取締役|外国人転職エージェント|育児や健康系中心に考えた事や気づいた事を書いています。姓が「利重」につき『利えきが重なるブログ』となっております。笑いと共感、知ってよかったが提供できるブログを心掛けております。ご笑納ください。
0コメント