最近、勝間和代さんの著書『ロジカル家事』に影響され、ホットクック(自動調理鍋)を購入したりと、我が家の家事を自動化、家事2.0時代に移行させようとたくらんでいる今日この頃です。
『ロジカル家事』とはどのような内容なのかというと、できる限り家事を自動化・ルール化して楽チンにこなす事を推奨するもので、勝間さんが長い年月とコストをかけて確立したロジカルな家事ノウハウを惜しみ無く提供されている本です。
勝間さんは以前よりビジネスパーソンとして尊敬しておりましたが、この本でより一層リスペクト、更にファンになりました。
掃除、洗濯、料理、家計管理まで様々な家事ノウハウなかで、もっとも影響を受けたのが「料理」です。
料理は料理でいくつかノウハウがあるのですが、その中のでもっとも衝撃的だったのは「計測すること」で、「【塩分は食材の総重量の0.6%】というルールにのっとり、調理をすれば味付けに失敗することはない」というロジックです。
例えば
・塩だけの味付けの場合、食材総重量の0.6%の塩を入れる。
・味噌は食材の総重量の5%(これで塩分が総重量の0.6%になる)
・醤油は食材の総重量の3.75%(これで塩分が総重量の0.6%になる)
といった具合です。
今まで、料理はすべて目分量でおおざっぱにやってきた私としては、「えーーいちいち測るのは面倒~」と思い、かなり抵抗があったのですが、だまされたと思ってやってみたところ、あらびっくり!バチっと味が決まるではありませんか!!とてもいい塩梅(あんばい)になります。
このロジックを活用して作った料理は、子供たちがよく食べてくれるので、私だけでなく美味しいのだと思われます。(母親としてはかなり嬉しい♪)
計る作業が非常に面倒な印象でしたが、実際に味がバチっと決まる体験をしてしまうと、むしろ計る作業が楽しくなるほどです。
調理途中の味見をするという作業も一切必要ありません。
すっかり感激してしまった私は、0.1g単位で計量できるTANITAのデジタルスケールを更に買い足し、2つ体制に。キッチンで常に食材が計量できる環境を整えました。(最近のデジタルスケールはgでもmlでも計れると知ってびっくり!便利です。)
ちなみに、レシピ本によく「塩少々」と書いてありますが、塩分0.6%のいい塩梅で味付けをしようとすると、結構、塩を入れます。はじめは「え?こんなに入れるの?少々どころではないじゃない?」と躊躇していましたが、出来上がった料理をたべてみると、ちょいどいい塩加減にできあがっています。はじめはそのギャップにも驚きました。
料理を美味しくするスパイスは「愛情」なんてよく言われていますが、私は今まででどれだけ愛情を注いでも料理がうまくできませんでした。
料理を美味しくつくるコツは愛情ではなく「計量」でした。
よくよく考えると料理は化学、化学反応の現象みたいなもの?ですから、当たり前といえば当たり前です。
そんな当たり前に気づいた39歳の秋でした
では!
勝間さんの『ロジカル家事』
TANITA デジタルスケール(gもmlも計れるやつ)
利えきが重なるブログ。
グローバルパワー 取締役|外国人転職エージェント|育児や健康系中心に考えた事や気づいた事を書いています。姓が「利重」につき『利えきが重なるブログ』となっております。笑いと共感、知ってよかったが提供できるブログを心掛けております。ご笑納ください。
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