坐骨神経痛?の改善にむけて試した方法あれこれ。


暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


以前、育児で体を酷使した関係で、腰〜お尻あたりの関節・神経をやられてしまい、それ以来、坐骨神経痛?のような鈍痛がお尻あたりに残るようになりました。

常にお尻あたりの骨から足の指先までがしびれ、1日6~7回ほどお尻あたりにグワングアンと鈍い痛みが走るという症状です。坐骨神経痛「?←クエスチョン」がついているのは、坐骨神経痛と診断されたことはありませんが、按摩師や鍼師の先生が、しびれと痛みの症状から「坐骨神経痛」だとおっしゃっていたのでそのように表現しております。


痺れと痛みがダブルで出る、という不調はこれまでにない経験でしたので「この鈍痛がとれずにこのまま歳をとると、歩くことができなくなくなってしまうのではないか、、」と不安になるほどでした。そこで「この症状が続くのは絶対に嫌だ!」と決意をかため、かたっぱしから改善の施策を試みることにしました。


今回は、2年間にわたる、坐骨神経痛改善のための施策と結果をご紹介いたします。


坐骨神経痛や腰痛などでお悩みの方の参考になれば嬉しいです。(結果を早く知りたい方は、大きい文字の見出しだけみてくださいましー)


その1:整体・ツボ押し系→痛みの程度が多少良くなる気がする


①整形外科+リハビリ、整体?(週1)
腰に激痛が出たときに駆け込んだ整形外科で、「激痛は収まったが、足の指先の痺れとお尻あたりに鈍痛が残っている」と伝えると、リハビリに通うように勧められました。

リハビリと言ってもやることは、整体?ツボ押し?のようなもので、軽く骨を押して何かを調整していくような治療でした。


週1回のペースで1~2か月ぐらい通院しましたが、相変わらず痺れはとれず痛みも出る状況で、先生から「これ以上やっても変わらないと思う…」とサジを投げれてしまったので通院はやめました。


②按摩師のツボ押し、マッサージ(月1回)

整形外科のリハビリの先生にサジを投げられてしまったので、以前から月1回程度、リフレッシュ目的で行っている按摩師さんに託すことにしました。


坐骨神経痛の緩和のために、ツボをおしてくれたり、コリをほぐしてくれたり、筋肉をつけることや生活習慣のアドバイスをもらいました。

マッサージにいった日は、体全体が軽くなりリラックスもするので、なんとなく痛みが軽減される気がしたのですが、やはり症状自体は改善をしている実感はありませんでした。


その2:鍼(はり)月1回→痛みの程度が軽くなる気がする

以前、首が激痛でうごかなくなったときに「鍼」に救われた経験があったので、鍼の先生にも相談してみることにしました。

先生曰く、慢性化・長期化してしまった症状を鍼で改善するには時間が必要、とのことでした。(鍼は急な痛みによく効くそうです)


特に痛みがひどい時などを狙って、月1回ペースで鍼にいくようにしましたが、数日は痛みの程度がおちつくものの、症状自体が消えることはなく、改善の実感がわきませんでした。


「今日はいつも以上に痛いな・・鍼に行こうかな」と思ったときに、鍼師の先生が出勤されているかどうかを電話で確認してから、予約をしなければならないのがけっこう億劫で徐々に足が遠のいてしまいました。


その3:パーソナルトーレニング(週1・30分)→1日あたりの鈍痛が3~4回へ

整形外科のリハビリの先生にサジを投げられた後、以前から通っていたパーソナルトレーニングを再開しました。


腰痛改善に良いとされる筋肉を鍛えるために、先生にトレーニングメニューを考えてもらい、週1回・30分のペースで通い、筋肉を鍛える事にしました。


トレーニングを続けて、1~2か月ぐらい経過すると、1日あたりの鈍痛が3~4回程度になりまひた。これは、一歩前進、でした。(あとで振り返ると、週1日ではなく、週2-3回通っていたら、また効果が違っていたかもしれません)


しかし!パーソナルトレーニングは気に入っていたのですが、予約を入れている日に限って仕事に夢中になってしまい時間をわすれ、トレーニングをすっぽかしてしまう、という失態が続き、それ以降「今日は絶対に遅刻はできない」というプレッシャーを感じるようになりました。


一度、ある事情があり、週間で入れていた予約をばらし、キャンセルしたら、プレッシャーから開放されて気持ちが楽になり、なんだか行く気がなくなってしまいました。ジムあるある…。先生ごめんなさい・拝。


その4:ハイヒールをやめる→  鈍痛が1日1~2回程度に軽減 ※その4との合わせ技

按摩師の先生が、ハイヒールを履くのと、鞄をずっと右肩にかける習慣が、腰に負担がかかるのではないか、というアドバイスがあったのでハイヒールをやめてみました。(鞄は、右と左でたまに持ち変えるようにしました)


昭和生まれのキャリアウーマンたるもの、仕事の時は「スーツ着てハイヒールをカツカツいわせながらオフィスを闊歩する」ものだと思っており、22歳で社会人になって以来、仕事シーンでハイヒールを欠かせたことはありませんでした。


何よりもハイヒールを履いた時に、背筋がのびて気持ちがシャキっとするのが純粋に好きでした。なので、20年慣れ親しんだハイヒールをやめてペタンコ靴を履いたときには、仕事の戦闘力が落ちてしまった気がして、なんだか「自分らしさ」さえも失われてしまった気がしたものでした。


しかし、ペタンコ靴を履くと、足の裏とふくらはぎ・太ももの筋肉を使うこと使うこと!「これが正しい脚の筋肉の使い方か・・」と目からウロコ状態でした。


結果は、次に紹介する「その5:バランスボール」との合わせ技なので、どちらが効果的だったかは断定できませんが、ハイヒールをやめて3か月後ぐらいに、1日3~4回の鈍痛が1日1~2回の鈍痛に減りました。


ちなみに「ハイヒールをやめる」というのは、私にとってパラダイムシフトであり、新しい生活様式・ニューノーマルでしたので、気持ちと習慣の劇的な切り替えの割には、劇的な改善がみられなくて、期待していただけにちょとガッカリでした。


その5:バランスボール→ 鈍鈍痛が1日1~2回程度に軽減 ※その4との合わせ技

「腰痛対策といえばバランスボール!」とすすめるWEB記事をよく見ます。按摩師の先生も「仕事中にずっと同じ姿勢でいると良くない、バランスボールはインナーマッスルも鍛えられて良い」とオススメしていたので、オフィスの椅子をバランスボールに変えてみました。また、足を組む癖があるので、その癖も改善されることを期待して椅子をバランスボールに変えました。


もともと、バランスボールで「(姿勢・筋肉が)きつい」と感じたことがありませんでしたので、仕事中も特に不自由はありませんでした。バランスボールだと必然的に数分に1回は体が左右上下にうごきますし、事あるごとにボヨボヨと軽いスクワットのような動きもするようになるので、腰が凝り固まらないような気がしました。


バランスボールは、上記の「その4:ハイヒールをやめる」と同時期にはじめたので、どちらが効果的だったかは判定できませんが、バランスボールに変えて、1日3~4回の鈍痛が1日1~2回の鈍痛に減りました。


ちなみに「足を組む癖」は、椅子よりは圧倒的に少なくなりましたが、慣れてしまうと、バランスボールでも足は組めてしまいます。片足でうまくボールを固定をして、気がついたら足を組んでいるという始末・・「そこまで足を組みたいのか」と自分自身にあきれました。


その6:ヨガ(週2-3・15分)→鈍痛が消えた!

事件は2020年4月、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言中に起こりました。


これまで、坐骨神経痛を改善すべく、あらゆる施策をためし、改善はしてきたものの、お尻あたりの神経がグワングワンとひびく鈍痛がなくなることはありませんでした。


それが、政府による緊急事態宣言で「外出をしなくなる分、体を動かさねば運動不足になる」という危機感から、YouTubeでヨガをやってみることにしました。


ヨガは、若い頃にスタジオに通った経験があり、ヨガで肩こりが改善し体の調子が良くなった経験があったので、「ヨガ」をすることを思いつきました。また、私自身はもっぱら活字で情報収集派のため「動画・YouTubeをみる」という習慣はありませんでしたが、子供たちがYouTubeが大好きでよく見ているため「YouTubeでヨガをやってみる」という発想に至りました。


YouTubeでは様々なヨガのインストラクターさんが動画をあげていたので、自分に合ったものを選ぶ方が大変そうに見えました。とりあえず、「ヨガ」検索をして、一番上位にでてきた人気そうなヨガ動画で15分程度のものを選び挑戦してみることにしました。


ヨガは、インストラクターの指示に従って、ゆっくりと鼻から呼吸をし、痛気持ち良いところまで体全体をゆっくりしっかり伸ばしていきます。たった15分でしたが、体を動かし終えたあとが爽快で、その日は、とてもよく眠れた気がしました。そして翌日は筋肉痛になっていました。


これまで、通勤(歩く+電車)が、良い運動だと思っていましたが、たった15分のヨガで筋肉痛になるということは、通勤は運動にはなっていなかった、ということがよくわかりました。


純粋に爽快感と睡眠の質があがる気がすることが嬉しくて、週2~3回のペースで1回15分のヨガを続けました。そのペースでヨガを続けて、2週間ぐらい経過したときに、事件が!


ふと


「あれ?鈍痛が消えている!!!!」


ということに気が付きました。


2018年1月に、腰の激痛から後遺症的に坐骨神経痛を発症して以来、あれこれ施策を試して2年が経過した2020年4月、ついに私は坐骨神経痛の鈍痛から開放されました!


2020年8月の現在も鈍痛はでませんので、これは鈍痛からの勝利と言えるでしょう。とはいえ、1か月に1回程度、足が痺れることがあるのと、腰やお尻はコリやすく、ひねると違和感はありますので完治とは言い切れませんので、このまま気を抜かずにヨガは続けていきたいと思います。


総括 自分の体は自分で動かすのが一番でした!

総括としましては、【誰かに治してもらおうとか、魔法の道具で治そうなど、人や物にどうにかしてもらおうと頼るのではなく、自分の「意思」で自分の「筋肉」をしっかり使って自分に負荷をかける】のが一番良い方法だった、というのが結論です。


「肩こりがひどくて月1回は鍼に行っている」という当社の税理士の先生も、緊急事態宣言中は鍼にいけないので、自宅で時間をかけてストレッチをするようになったらとても調子が良くなった、との事です。


税理士の先生と、「結局、人に何とかしてもらおうとしてもダメで、自分でやるのが一番でしたね。仕事と一緒ですね。」といって、笑い合いましたとさ。おしまい。


↑私を鈍痛から開放してくれたBlifeのマリコ様!神!

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利えきが重なるブログ。

グローバルパワー 取締役|外国人転職エージェント|育児や健康系中心に考えた事や気づいた事を書いています。姓が「利重」につき『利えきが重なるブログ』となっております。笑いと共感、知ってよかったが提供できるブログを心掛けております。ご笑納ください。