当社、グローバルパワーは外国人の派遣・紹介サービスをしていますので、仕事柄、「利重さんは英語ができて、中国語もちょっとできるんでしょ?」という様なお見立てをして頂くことが多いのですが、残念ながら英語も中国語もできません(涙)
「いやいや、私英語ダメなんですよぉー」と言って結構しゃべれる方がいらっしゃいますが、そのタイプでもなく正真正銘、できない&しゃべれないタイプです。
学生の頃は学ぶ楽しさを知りませんでしたので、勉強はどの教科も真剣に取り組んでいませんでした。英語も同様、学ぶ意欲も興味もありませんでした。
英語の勉強をしてみようかなーと思いはじめたのは、2010年にグローバルパワーに入社してからでした。やはり、外国の人と多く接する環境でしたので英語はできた方が良いだろうと思ったからです。
グローバルパワーに入社してから、英語学習においては様々な取り組みをしてきましたが、結局英語は身に付かず、2016年以降は英語学習を一切やっていません。
その理由もふくめて、わたくしの英語学習遍歴をご紹介したいと思います。
■2011年の取り組み
英語ができるようになりたいと思いはじめ、同僚が使う英語などを聞き取ろうとしたり、フレーズを教えてもらったり。なんとなくだったので何も身に付かず終了。
■2012年の取り組み
強制的に英語を勉強する仕組みを作った方が良いと思い英会話スクールNOVAに大金を叩いて入会。週一回50分の英会話レッスンを受けました。
「予習復習をしっかりやって授業を自分のものにしよう!」と思っていたのですが、次の授業がやってくる一週間はあっという間で、予習復習が追い付きませんでした。そして忘却曲線どおりに学んだ事を忘れていきました。
1年間通いましたが、身に付いた事は、「Dose」の使い方がわかった事と、「You are kidding right?」というフレーズを覚えた事の2点です。なぜか「You are kidding right?」だけが記憶に残っています(笑)
■2013年の取り組み
英会話教室に失敗したので、「目標を明確にするために数値化しよう!」と思いつき、TOEICの点数を目標にすることにしました。
「大学卒業したら普通はTOEIC500点ぐらいらしいよー」という話を聞いたので、「TOEIC600点」を目標にしてみました。
まずは、自分の実力を知るため、本格的に勉強をする前にTOEICを受けてみることにしました。何も準備をせずにテストを受けたので、問題自体が英語で書かれていることを知ってびっくりしました(笑) そして、案の定 時間がなくなり、後半のマークシートは全部Cを塗りつぶして終了。そして出た結果がこちら。
↑33歳で受験したのですが、証明写真の調達が間に合わず、自宅にあった25歳ぐらいのときの証明写真を使っております。若い。。(深謝)
結果は、285点でした(´д`|||)
「大学卒業したら普通はTOEIC500点ぐらいらしいよー」という情報をくれた方に報告すると「逆にすごい!大卒でどうやったらこの点数がとれるんだ!」などと褒められ?ました。
そして、『TOEICこの一冊』みたいな本を購入し、1年間でやりきろうと決めました。1週間で1テーマ(10ページぐらい)をやる予定にし、はじめの2ヶ月ぐらいは順調でした。しかしインフルエンザになってしまい一時中断、インフルエンザをきっかけに予定どおり進まなくなり、1週間で見開き1ページをやるという目標に下方修正。しかし、楽しいお誘いがあったり色々と理由をつけて本来の勉強時間に仕事をやってしまったりで予定どおりいきませんでした。
目標が高すぎたと感じ、「1週間で1ページをやる」に目標変更、それも続かず、「1日5単語覚える!」に修正、それでも続かず、最後は「1日1単語覚える」までに落としましたがこれも続かず終了しました。なんて私はダメダメなんだ、、人間って弱い生き物なのね、、なんて感じました。
■2014年の取り組み
2013年の英語学習の玉砕をみかねた同僚が「利重さん、朝のスケジュール報告を英語でやりましょうよ。私も勉強したいし。」と言い出しました。
えー、単語すら覚えられないのにいきなり会話なんて、、とひるんでいましたが強引にスタート。この時、妊娠をしており、もうすぐ産休にはいる頃だったので " あと1ヶ月のりきればいいや "と思い、なんとか乗り切りました。そしてこの年は終了。
■2015年の取り組み
2015年は育休から復帰の年でした。さすがに英語でのスケジュール報告はもう辞めているだろうと思い、聞いてみたところ「まだやってますよー♪」と言われ、焦りました。もう逃げてはいられないと思い対策を考えました。
個人で英語教室をやっている友人がいたので、友人にたのみこんで英語のLINEレッスンをお願いしました。私が自分で作った英文を友人におくり、友人が英文チェックと修正、時間をきめて電話で英語スケジュール報告のトレーニングをしてもらいました。
しばらくすると、英語のスケジュール報告が慣れてきたので、英会話例文の本を一冊購入し、その英会話文を友人と読み合うという事もやりました。
この方法は結構うまくいきました。スケジュール報告を英語でしなければいけないという義務感と自分から友人にお願いしているのでリードして進めていかなければという責任感が重なって続きました。また、頭の中だけではなく、実際に「口に出す」という作業がとてもよかった様です。よく英語はとにかく口に出す事、しゃべる事が大事とアドバイスされていましたので、それをえらく実感することができました。やはり、口に出して耳で聞いてというのは有効なのですね。
それから、組織が変わり「英語でスケジュール報告」は廃止になったのですが、勉強習慣がついてきたので、英会話例文の本は続けました。後半は自分一人で勉強を続け、ついに本一冊の会話文をやり遂げました!
学生時代から、英語に限らず一冊の参考書をやり遂げた事がなかったので、これは嬉しかったです。実際は前半の英会話例文はほぼ忘れている状況でしたが、やりきった感動は大きかったです。
■2016年の取り組み
一冊の本をやり遂げて、燃え尽き症候群になってしまったのか、「時間と労力とコストをかけた割には何も残っていないなー」という事に気づきました。投資効率悪いなぁと。
2016年は第2子を出産しましたので、てんやわんや、圧倒的に時間がない中で「私がやるべきことは何か?」を改めて考えました。
考えて出た結論は「絶対に私にしかできないことに集中すべき!」でした。つまり、「母親業」と「会社の事業をのばす仕組みを考えて作ること」の2点です。
会社には英語ができるメンバーが沢山いますし、英語は機械でも出来てしまうのです。英語が必要な仕事を私が絶対にやらなければならない理由がどこにもなかったのです。
したがって、母親業が人生の半分を占めている時期は英語学習に取り組む事を辞めることにしました。
もちろん、仕事関係なく英語はいつかできるようになりたいので、母親業のウエイトが低くなった時には再開しようと思います。
子供たちが留学する際に便乗して親子留学しようかしら、なんて最近ゆめみております(´∇`)
でも、その頃にはウエアラブル等で自動通訳されて、どこの国の人とでも言語の壁を感じずにコミュニケーションとれる時代になってたりして。
では!
利えきが重なるブログ。
グローバルパワー 取締役|外国人転職エージェント|育児や健康系中心に考えた事や気づいた事を書いています。姓が「利重」につき『利えきが重なるブログ』となっております。笑いと共感、知ってよかったが提供できるブログを心掛けております。ご笑納ください。
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