最近、婚活ビジネスをやっている方とのご縁が多く、婚活ビジネスに興味をもっています。
当社グローバルパワーは、外国人の人材派遣・紹介サービスをやっているのですが、仕事の相談の延長で「日本人の彼女がほしい」「結婚相手を探しているから紹介してほしい」という相談も受けます。
就職支援も結婚支援も、人生のターニングポイントで人と人をつなぐというエージェントサービスなので親和性が高いと思っています。
少子化対策、もっというと人間社会の存続と繁栄を考えると、婚活サービスはいつか挑戦したい領域だと思っています。(それか老後の趣味として。)
先日、既婚の女性社員が「どうせ結婚するなら玉の輿にのってみたかったわ~」という話をしていたのが印象的で、それ以来ずっと「玉の輿」について考えていました。
考えて出た結論は
「玉の輿にのるより、社長になるほうが簡単よね」
という事です。「社長」というのはちょっと語弊があるのですが、正しくは
「玉の輿にのるより、それなりに自分で稼げるようになる方が簡単よね」
というニュアンスです。
せっかくなので、考えた内容を共有したいと思います。
まず、「玉の輿」の定義ですが、Wikipediaによると「女性が金持ちの男性と結婚することにより、自分も裕福な立場になること。」とあります。
おそらく、
「23区内の高層マンションに居住。午前中はジムで体を動かし、ランチは友人と話題のフレンチレストランへ。午後はデパートでひとめぼれした洋服とヴィトンの新作バッグを購入。家事は代行サービスにお願いしてあるので自分でやる必要はなく、趣味で料理をする程度。子供たちは、もちろん私立の有名校へ。毎年、夏は家族で海外旅行、冬は国内の温泉旅行が定番。」
最低でもこんな感じの生活が送れる感じではないでしょうか。
都内居住で子供がいる場合、世帯年収1000万だと、裕福な生活はできませんので、実際このような生活をしようとすると、旦那様は年収2000万以上はないと難しいでしょう。
↓「裕福な生活ができない」の参考記事がありましたのでご紹介。
では、年収2000万以上の殿方を獲得するにはどうすれば良いのかを考えてみたいと思います。
まずターゲット(年収2000以上の独身男性)の母数です。
(↑ガベージニュースというサイトで厚生労働省の統計データを分かりやすくグラフにしたものがありましたので拝借)
2015-2016年のデータで年収2000万以上の世帯は全体の約1.3%、その中で未婚かつ結婚適齢期の男性となるとさらに割合は下がります。
日本は年功序列型の給料体系が根強いですので、年収2000万以上(全体の1.3%)の年齢分布は世帯主が40歳後半以降に寄っている予感がします。
かとちゃん(加藤茶さん)夫妻のような超年の差カップルもなくはないでしょうが、一般的には50歳代ぐらいまでの男性が結婚の可能性を考えるのが自然でしょうか。(人生100年時代なので60歳代もありかな?)
そうなると、年収2000万以上・未婚・20歳代~50歳代の男性というだけで、全体の1%は間違いなく切りそうです。
次に 年収2000万以上の未婚男性に見初められるにはどうあるべきかという点について考えてみたいと思います。
まず、年齢です。日本人男性の多くは年収関係なく、みなさん若い女性がお好きです。不思議なことにお相手が若ければ若いほど自慢になる様で、みなさん口をそろえて20代女性を希望されます。そして年収が高くなればなるほど、自信がつくのか「20代女性希望」とはっきりおっしゃいます。私はそのような男性を何人もお見かけしたので「20代女性希望」の確率は高いと思います。
次に見た目です。年収2000万以上の独身男性は近寄ってくる女性もきっと多いだろうと思われます。沢山のライバルの中でも、まずは自分に興味をもってもらわなくてはなりませんので、それなりに小綺麗にしておく必要がありそうです。洗練されたヘアスタイルとファッション、メイク、健康的な体型の維持はマストでしょう。
続いて中身です。「明るい」「やさしい」「マナーや常識が身に付いている」などのよくある希望条件に加えて、年収2000万以上の男性と付き合うには「賢さ」が必要な気がします。
自分に興味をもってもらうための押したり引いたりする恋愛テクニック、相手がいまどういう状況なのかを察し、励ましたり、時にはケツを叩いたりするなどのあげまん的なスキル、高年収の男性はプライドも高いと思われますので、プライドを傷つけないようにしたたかに振る舞う、などという賢さです。20歳代でこのスキルを身につけるというのは、天性の人たらしセンスをもちあわせるか、相当な人生経験をつんで鍛練せねばなりません。
20代のうちに、見た目と中身をある程度整えなくてはなりませんので、10代のうちから花嫁修行をはじめないと間に合いそうにありません。
次に、20歳代のうちに高年収の人たちと出会う為にはどうすれば良いかを考えてみたいと思います。
①芸能界へはいり、芸能人やベンチャー企業のスポンサー企業の社長たちとの接点を増やす。
②オリンピック選手など自分の能力を開花させ有名になり、一流アスリートや芸能人、スポンサー企業の社長たちとの接点を増やす。
③高年収層の男性が多そうな金融業界や商社、大手企業に入社する。
④高年収層が出入りする施設の運営をしている会社に入社する。(ゴルフ場や高級な飲食店など)
⑤お金持ちや高収入層のコミュニティにすでに入っている友人をつくり食事会などがあれば便乗させてもらう。
もっと色々ありそうですが、書いてみてわかったのが、美貌なのか、一芸なのか、頭の良さなのか、なにかしら秀でているものや相当な努力がないと高年収コミュニティへの潜入は難しそうな気がしてきました。
うまく出会えたとしても、お相手の人間性が受け入れられるものかどうかという問題も発生します。
私の友人は、地方の裕福なお医者様と結婚したのですが、必要最低限の生活費しか渡してくれなかったそうで、欲しいものは都度、旦那様にお願いしないといけない状況だったそうです。このように財布を預けてくれない男性だった場合「友人と人気フレンチレストランへ行ってヴィトンの新作バッグ購入」なんてとてもできそうにありません。
金銭感覚やどれだけ自由にお金を使わせてもらえそうかというところはしっかり見極めなくてはなりません。
また、DVだったりモラハラだったり理解不能な趣味があったり、結婚生活を続けるには難しいお相手に出会ってしまう可能性もありますので、リスクヘッジとしてターゲット男性は2-3人は見込みを作っておきたいところです。
色々考えるだけで、玉の輿活動って期間が限られているし、高い能力が求められて大変だなぁと思います。
今度は、「それなりに稼げるようになる」方法を考えてみたいと思います。
稼げるようになる方法は、
「目の前の仕事に一生懸命取り組み、実績をだし、周囲との人間関係を良好の保つ」
が正攻法かなと思います。
よりスピードを早めたかったら
・成長産業の企業に入社する
・稼いでいる上司や先輩のマネをする
・社内の誰よりも勉強をする
・影響力のつよい上司にアピールする
・お給料を投資にまわす
・副業してみる(時間の切り売りではなく本業で更に稼げるようになるためのスキル開拓が目的)
・起業する(利益だせれば稼げる)
などの方法があると思います。
仕事については、正しい努力をして、それなりの時間をかけて量をこなせば誰でもそれなりの実績がでるようになります。
そして、周囲の人と良好な関係を作っていれば、わからない事は教えてもらえたり、ピンチの時は助けてもらえたり、よい情報はすぐに耳に入ってくるようになります。社内外問わずチャンスを与えてもらえる可能性が高くなります。
努力したら努力したぶんだけスキルが身に付き、苦労したら苦労した分だけ人間としての器がひろがり力になります。
仮に在籍している会社で、お給料があがらなかったり、昇進のチャンスがなかったとしても、蓄えたスキルをもって別の会社へ移ることもできます。(結婚に失敗して再婚するより簡単)
そして、「スキルを磨くこと」は年齢に制限はなく、何歳からでもスタートできます。
こうしてみると、それなりに自分で稼げるようになる方が玉の輿にのるより、方法も明確で、何歳からでもスタートできて、特別な美貌や能力がなくてもできそうな気がしてきませんか?
前向きに仕事に取り組めば、「しょっちゅうヴィトンのバックを購入する裕福な生活」とまではいきませんが、誰への気兼ねをすることなく、自分で稼いだお金で自由に消費活動ができるようになる生活水準になるのに長い時間はかかりません。
世帯平均年収540万円のご時世、夫婦で合わせて世帯年収1000万を目指す、このほうが簡単ですね。
ということで、なんだか纏まりのない話になってしまいましたが、「玉の輿にのるより、自分で社長になるほうが簡単」というお話でした。
では!
利えきが重なるブログ。
グローバルパワー 取締役|外国人転職エージェント|育児や健康系中心に考えた事や気づいた事を書いています。姓が「利重」につき『利えきが重なるブログ』となっております。笑いと共感、知ってよかったが提供できるブログを心掛けております。ご笑納ください。
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